降給コピーライター

大学職員からコピーライターになり、年収はまっぷたつ。

卒業文集の半分は、だまし絵を描いた。

おひさしぶりでございます。

おのです。

 

開始1行で、「お前のブログの回帰率なんて、たいしたことないやろ!」

「なにを、クソ寒い書き出しで始めとんねん!」的な罵倒もございましょう。

 

世界を慈しむほどのあたたかい気持ち、もしくは「痛いヤツがいるなぁ」

といった生あたたかい眼差し、それらでもってお許しを…。

 

まだまだひよっこですが、

「コピーライター」という肩書きで仕事をしています。

 

それを聞くだけで、

「書くことが好きやったんやね〜」

なんて、思われる方が多いと思うのです。

 

そんな方にぼくは言いたい…。

 

「ぜんっぜん、違うぞ!」

 

電通の田中泰延さんは言いました。

「書くのが嫌い」だと。

 

ながーい文脈の中で言われたことなので、

詳細は、みなさんググってみてください。

 

「めんどくせぇよ」って方のために、

参考に1つだけリンクを貼っておきます。

(ぼくの駄文を読むより、よっぽど有益です)

 

www.1101.com

 

 

 

さてさて、今回のお題はこちら。

「書くことが好きでもないぼくが

 なぜコピーライターになったのか」

 

「好きでもない」とか言いながら「今、書いているこの文章はなんやねん!」という

ツッコミを入れてくれるような方!大好きです、結婚してください!

 

 

[目次]

 

 目指したきっかけ

 

きっかけは、大学職員時代に広報担当をしたことでした。

 

「若いんやし、その感覚でやってくれ」なんて、

なんとも安直ですが…そのおかげで今がある。

当時の上司には頭が上がらへんで!ほんま!

 

しかし、 やってみて気付くのです。

 

ディレクションって難しくね?」

 

1番お金をかけている「大学案内」ならまだしも、

その他の予算はすごーく小さい。

だから、印刷会社とのお仕事がほとんど。

 

そんな中で、すこしでも良くしようと思えば、

ガツガツとディレクションしないといけない。

なんなら、コピーも書かないといけない。

そんな状況でも、

「誰かに物事を伝える、そのために考える」って

めちゃくちゃ楽しいやんけ!と、どんどんハマっていくんですが、

それと同時に、こう思いました。

 

「独学ばかりじゃ、あかんよなぁ」

 

それからすぐ、

「コピーライター養成講座」なるものがあることを知り、

当時の彼女にもそそのかされ(恥ずかしい過去…)、受講を決意。

 

最初は、仕事に活かそうとしか思っていなかったのですが、

受講を終えた頃には、転職を決意していました。

 

  

 どんな仕事?なにが魅力?

 

ざっくり言えば、広告のコピーを書いています。

「ほら、やっぱり書いてんじゃん、好きじゃん」とか言わないの。

人によって違うと思いますが、ぼくが好きなのは、

 “コピーを書きはじめるまで” のところ。

 

(「まで」ってなんやねーん!なんやねーん…

 

例えば…

クライアントが「新商品を出します!」となれば、

その発売にあわせて広告をしましょう、ってなったり。

 

それがお菓子だったとして、

必死に「おいしい!」だけ言ってても、

「いやいや、そんなん知らんし…」ってなりません?

 

なので、商品特性だったり、競合との違いだったり、

アピールポイントになる “切り口を見つける” ことからはじめるのです。

(それは、食感かもしれないし、お手軽なサイズ感かもしれない)

 

 

コピーの構造を分解すると、

「What to say(なにをいうか)」

「How to say(どういうか)」

に分けられると言われています。

 

この「なにを」を探すのが大変ではあるのですが、

いちばん楽しい段階だと思えるのです。

 

ここで1つ、2017年TCCグランプリのCMを。

 

www.youtube.com

 

 

これのすごいところは、

ガリガリ君という商品のCMで “値上げ” することを

「なにをいうか」に設定して、CMにしちゃったところ。

 

「値上げする」という事実に、

「10円ではあるけど、やむを得ず」という企業姿勢を加えることで

企業のブランディング広告として機能するまでに…!

 

最終的にはどちらも大切なんですが、

「What to say」の設定がよくなければ、

いくら「How to say」を磨いてもだめなんです。

 

だから、 

書きはじめるまで=「What to say」の設定

が、難しいし、楽しいし、好きなのです。

 

ただ、書くだけじゃない。

これって、すごく魅力的じゃないですか?

 

 

 ほんまに、書くのは好きちゃうの?

 

コピーを書くのは好きなので、

結局のところ、好きなのかもしれない。

しかも、最近は脚本にも興味が出てきた。

 

だからこそ、言いたいんです。

元から好きだった訳ではないということを。

 

中学校の卒業文集には、だまし絵を描いて埋めていた。

読書感想文も嫌いで、感想か描写を切り貼りしただけだった。

 

そんな人間でも楽しいと思える、

コピーライターってすごくね?っという話でした。

 

「急に終わらせるやん!」

「長くなってきたから、コイツ面倒になったな?」と思ったアナタ!

すごい!するどい!結婚して!!